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愛の迷路

自身の恋愛観を考えるための地図愛の迷路をご存じだろうか。

教育現場で使われているワークシートで、図面に散りばめられている「気になる相手に対するアプローチ」を選択しながらスタートからゴールを目指していくというシンプルなものである。ただし、どの選択肢を選んだとしてもゴールにたどり着きさえすればいいので、迷路というよりはフローチャートに近いかもしれない。

様々なルートの中で、自分と相手の関係性をより健康的で親密なものへと発展させられるルートについて考えていくのだが、まずは実際に「愛の迷路」を下に示す。ぜひ自分ならどんなルートを選択するかを考えながらご覧いただきたい。

 

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愛の迷路

 

 

 

性交が多い。多すぎる。中学生の脳内メーカー状態である。

冒頭でも述べたように、この迷路はスタートからゴールまでの選択肢を選び、2人の関係をより健康的で親密な関係へと発展させるための道筋を考えなければならないのだが、いたるところでエロい恰好をした悪魔が「そろそろシてもいいんじゃない?♡」と性交を唆してくるのである。怖い。

 

もちろん淫魔の誘惑に従い下半身の獣になることもできるし、手をつなぐだけで満足&人生終了の童貞エンドを迎えることもできるのだが、この迷路には一応正解があるので順を追って紹介していきたい。

 

スタート→ちらりと見る→目を合わせる→お互いのことを話す

所謂お友達フェーズ。特に語ることはないが、自分のことを話せたり聞いてくれたりする相手というのは、それだけで十分価値のある友である。

 

→1対1で付き合う→手をつなぐ

甘酸っぱい青春ドキドキフェーズ。この期間が一番楽しいといっても過言ではない。四六時中相手のことが頭に浮かび、メッセージの1つ1つが宝物となる。手をつなぐだけでドキドキのこの期間が最も健康的であるとも言えるが、人間というのは欲張りな生き物であり、ひとしきり満足するとその先を求めるようになる。

 

→肩に手を回す→腰に手を回す

少し思い切ったところに手を回し始める。一昔前の基準では水着から出ている部分はオープンゾーン、水着で隠れている部分はプライベートゾーンという線引きがなされていたようなので、それを踏まえるとオープンゾーンへの接触ということになる。この迷路が提唱された時代では比較的穏やかなボディタッチであると言えるが、ここで事態は急変する。

 

→結婚

突然の結婚である。

手→肩→腰まで触れることができたら結婚。場合によっては初デートでの行き先が水族館でもラブホテルでもなく市役所になってしまう。しかも、ここまでプライベートゾーンはおろか、キスやハグすらもしていない。

 

→キス→性交→ゴール

ここまできてようやくキス、性交となる。つまり結婚してやっとキスができる。というのも、キスというのは性的刺激の第一歩であり、そこから流れるように性交まで行ってしまうことを危惧してのこの順序ということになっているらしい。が、結婚式での誓いのキス=親族や友人に見られながらのキスがファーストキスというのはどうなんだろうか。

 

以上が「愛の迷路」の(一応)正解ルートである。

この手順通りに進めていけば気になる相手とゴールインできるはずなので、ぜひ参考にしていただきたい。ポイントは相手の肩と腰にいかに素早く触れられるかである。

 

そして最後に、正解ルートをもう一度辿ってみよう。

 

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真実の愛



 

このように綺麗なハートが現れる。淫魔の誘惑には耳も貸さずに相手のオープンゾーンのみを攻め、キスやハグもせずに永遠の愛を誓うまで童貞処女を貫いたものだけが手に入れることができる、これこそが「真実の愛」である。

 

 

 

 

 

かましいわ。